注文住宅の暮らしやすさを決めるのは周辺の環境

注文住宅の暮らしやすさを決めるのは周辺の環境
綺麗にイメージ通りの注文住宅を建てることができても、周りの環境によっては暮らしにくい所もあります。住みやすいかどうかは、やはり周辺環境が重要です。スーパーや銀行、飲食店などの商業施設が充実している地域であれば買い物や外食にも困りません。病院やドラッグストアが近くにあると便利です。子供がいるのであれば学校までの距離、また最寄り駅に関しても調べておきましょう。 さらに地域の治安についても確認が必要です。せっかく注文住宅が出来上がっても、酔っ払いが多かったり空き巣の被害が多かったりする場所では不安が募ります。安心安全に暮らせる所であるか要チェックです。例えば周辺の塀などに落書きが目立つ場所や、公園にゴミがたくさん落ちているような所はあまり治安が良いとは言えません。家を建てる土地の下見の際には、そういった点も含めて近所を散策してみることが大切です。 そのほか、マイカー移動の人は周りの道路の混み具合も見ておきましょう。
出来上がるまでに時間がかかる注文住宅は引っ越し時期に注意
注文住宅は土地探しから始めて、家の設計を行った後に施工に入ります。土地がなかなか見つからなかったり、設計の段階で時間がかかりますので、引っ越しの期日が決まっている時には注意が必要です。土地探しが上手く進まなければ、ハウスメーカーに依頼してしまうのも一つの方法です。個人が探すよりも、業者に任せた方がスムーズに進むことが多いですし、良い土地は一般の人たちに出回る前に業者が押さえてしまうこともあります。 土地が見つかった後も、設計に時間がかかります。その注文住宅に住む人たちの要望をしっかりと取り入れて、皆が納得できるような作りにしなければならないため、素案を作るのも大変ですし、出来上がった後に予算をオーバーしていることに気づいて調整が必要なことも少なくありません。調整をする時にはこだわりのない部分の材料のグレードを落としたり、部屋の形状をシンプルにしたりします。最終的に決定された設計で施工が開始され、形状によっては一般の後期よりも長めにかかるのが特徴です。